【プレイバック2013】群言堂本店に梅花酵母パン登場
2013年8月、大田市大森町にて当社が運営する「群言堂」本店カフェのランチメニューに梅花酵母パンが登場しました。
写真は「五穀ベーグル」と「竹炭リュスティック」。五穀ベーグルに練りこまれているのは、黒胡麻、小豆、黒豆、大麦、うるち粟。ベースの生地には小麦全粒粉を使い、もちもち生地とプチプチ五穀の食感が楽しめます。竹炭リュスティックはミネラル豊富でデトックス効果もあると言われている竹炭を練り込んだもの。香ばしいくるみが入っています。
写真は、群言堂本店のスタッフが作った手描きのチラシ。
パン製造をお願いしたのは、松江市に2店舗をもつベーカリー「キッチンおかだ」様。この道40年のベテランパン職人岡田さんが、群言堂の考えや雰囲気に合わせて開発したとのこと。キッチンおかだの店舗でも、梅花酵母を使った無添加北海道全粒粉食パンなどを販売されています。ぜひ一度ご賞味ください。
【プレイバック2013】梅花酵母の発見秘話
「そもそも自然酵母の採取に成功するのは、宝くじに当たるようなもの。何年かかるか分からない」。梅の花から自然酵母を取れないかと考えた石見銀山生活文化研究所の房 薇(ファン ウェイ)が、専門家に相談したところ、返ってきたのは上のような返事でした。何年かかっても挑戦を続けよう、と当時の房は決意を固めたといいますが、予想に反して2009年の春、最初のトライで酵母採取に成功。それだけでなく、研究を続けるうち、酵母としてとてもすぐれた能力を持つことまで分かってきたのです。
そんな梅花酵母の発見秘話が、石見銀山生活文化研究所が運営する「群言堂」ウェブサイト内に綴られています。記事が書かれたのは、ちょうど梅花酵母が特許を取得してから約1年後の2013年春のこと。「目が覚めたら“梅の花”だと直感した」語る房。島根の山の神さまに導かれたかのような、不思議な出会いの物語をお楽しみください。





